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Imaginary theme

アドセンスの自動広告に対応済み

Bloggerはサイト広告のアドセンスを管理画面の「収益」から設定して――ライセンスがなければブログを申請して審査に合格したかぎり――「レイアウト」のウィジェットから選択して直ぐに使える。

テンプレートは公式テーマならば間違いなくそうだし、Imaginaryも同じようにアドセンスのウィジェットが動作するけど、ただしこれは旧来の単一のデザインのサイト広告にしか当て嵌まらないんだ。

追記:2021年にBloggerの仕様が更新されて「収益」で自動広告を選択すると何もしなくても自動広告に対応するようになった。どのように表示するかをアドセンスの管理画面で設定するだけで良い。テンプレートは何もしないと旧来のコードが出てしまう状態だったので、Imaginaryとしてはそれを修正するように更新した。すなわち「収益」で自動広告を選択した場合には自動広告のコードだけがテンプレートのソースコードに出て無駄なコードを増やさない。

以下の内容は古いけれども記録として残しておく。

アドセンスで使用できるサイト広告のタイプは大きく分けて二種類がある

アドセンスの広告のサマリー
広告のサマリー|Google AdSense
|Google

一つは以前からの「広告ユニットごと」という単一のデザインで表示するもので、もう一つが後から追加された「サイトごと」というブログのレイアウトにデザインや数を機械的に合わせて表示するもの、すなわち自動広告なんだ。

それぞれの出し方が少し違っていて自動広告の場合にはサイト広告を表示するためのプログラムのJavaScriptのソースコード/HTMLのscriptタグにdata-ad-client属性が付いている。

<script async='async' data-ad-client='アドセンスの個別のクライアントID' src='//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js'/>

※アドセンスの個別のクライアントIDは「ca-pub-」にライセンス毎の十六桁の数字が続く。

公式テーマのBloggerのアドセンスウィジェットの記載ではdata-ad-client属性が含まれてなくて自動広告を使いたい場合には手動で行わなくてはならない。

Imaginaryではアドセンスウィジェットの記載にdata-ad-client属性を含めた

なので自動広告を使いたい場合にテンプレートのソースコードを書き換える必要はない。アドセンスの個別のクライアントIDもBloggerの「収益」を使うかぎりは取得されて記載されるので、何もしなくても自動広告の広告コードに対応している。ブログに自動広告を表示するためにはアドセンスの管理画面で自動広告を設定するだけで済んでしまう。

単一のデザインのサイト広告も今まで通りの仕方でアドセンスのウィジェットから使える。

二つのタイプを一緒に設定しても構わないし、その場合は単一のデザインのものが必ず表示される。自動広告はページ内にサイト広告に適したスペースがないと判断されればサイト広告が表示されないこともあり得る。

アドセンスの自動広告はサイトのレイアウトを把握して収益が上がり易いところにサイト広告を挿入するようだけれども希望通りの表示が得られるとはかぎらないのが難しい。使う際にはどのように表示されるかをアドセンスの管理画面のプレビューや実際のサイトで確認して納得できなければデザインや数を調整すると良いと思う。

  • ブログの投稿者: 結城永人
  • タイトル: アドセンスの自動広告に対応済み
  • 最終更新: 
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二十代前半から作家活動を天職として何よりも励んで来ました。当初は小説家を志望していましたが、十年を経て作詩する機会も増すほどに詩人こそ素性だと認めるに至りました。以降、個人的に永遠を歌う生き方として自分の中で最も重要な位置を占めています。ブログについては2015年から『些細な日常』を本格的に運営しています。人生健康芸術学問娯楽開発言語政治社会歴史生物自然、等々、どんな話題でも自由気儘に取り上げるつもりです。今までの経験を活かしながら新しい思考や表現を得られれば良いと思ってやっています|学歴:経済学士。職歴:物流業。資格:はんだ付け。特技:ダイエット。

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